コラム

偉大な功績

今年のノーベル賞文学賞は、歌手のボブ ディランさんが選ばれました。
歌詞が文学としての評価を受けたからこその栄誉ある賞の受賞は、本当に喜ばしいことです。


日本人も受賞の対象者として話題になっていましたが、歌詞という短く、限られた世界の中だからこそ、
ある意味で人々の心に強烈なものを残すのかもしれません。





Behind every beautiful thing there's been some kind of pain.
(すべての美しいものの陰には、何らかの痛みがある)

A hero is someone who understands the responsibility that comes with his freedom.
(ヒーローとは、自分の自由に伴う責任を理解している人のことだ)


受賞を聞き、改めてボブ ディランさんの楽曲の歌詞を読み返してみると、
社会に対して、何か伝えたいと考えるメッセージ性ある歌詞が多く、
一つの文学の世界として評価されるのも当然なのかもしれないと感じさせられるだけのものがあります。


12月のノーベル賞の受賞式には欠席なさるとのこと。
ご自分の長年の功績を認められた評価の賞を受け取る場で、
ボブ ディランさんの姿が見られないのは残念ですが、
これからの音楽業界にとっても、大変喜ばしいニュースでした。




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