コラム
逆算力を育てましょう
秋も深まってきましたね。秋空の気持ちよさに散歩が楽しみな毎日です。
こんにちは。日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織です。
子どもは生まれた時は「0ゼロ」の状態。
すべてがこれから教えてあげることで変わってきます。
幼児期は脳や感覚神経が発達する時期ですから、
この時期に経験をさせてあげることで、
運動神経が発達したり、器用さが備わったりしていきます。
今日はもう少し大きな時期。
児童期に身につけさせてあげたい感覚についてお話ししたいと思います。
子どもたちが時計の勉強をし始めるのが、今は小学2年生です。
私たちが子どもの頃は1年生の学習でしたから、学習指導要領の変化と共に少しゆっくりになりました。
「時、分、秒」という感覚を身に付けていくのが2年生~3年生ですから、
その後にぜひ感覚として備わせてあげたいのが、長期的な目線です。
何か目標を立てた時、それはいつも時間との勝負になりますね。
「いつまでに」
「これだけのことが出来なくてはいけないから」
「一週間でどこまで頑張る」
「では一日でこれだけ頑張る」
この回路を教え始めてあげたいのが4年生だと思います。
大きな目標であればあるほど、時間軸も大きく持つ必要があります。
その場合カレンダーを数か月並べて、
目標達成日までにあとどれだけあるのか、
小さな目標をクリアしていくのにそれぞれ何日あるのか、
を一緒に考えてあげると、「日にち」を逆算する感覚が身に付いていきます。
経験させる最初のうちに、日めくりカレンダーを使うこともおすすめです。
日にち、時間、それぞれに流れていってしまう(減っていってしまう)
だからこそ、計画を1つ1つ実行していかなければ、
目標達成は出来ないんだ。。。という感覚が備われば、
次第に自分自身で行動を決められるようにもなっていきます。
「時間の流れ方が違う」とお感じになるのは、
大人は経験の繰り返しで、長期的な時間軸がわかっていますが、
子どもたちはまだ感覚が備わっていないため。
大人にとっては当たり前のようなことでも、
子どもは教えてあげなければわからないものです。
音楽教育における発表会やコンクールは、
時間軸を理解させ、逆算力を育てていくために、大きなお力になれることと思います。
こんにちは。日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織です。
子どもは生まれた時は「0ゼロ」の状態。
すべてがこれから教えてあげることで変わってきます。
幼児期は脳や感覚神経が発達する時期ですから、
この時期に経験をさせてあげることで、
運動神経が発達したり、器用さが備わったりしていきます。
今日はもう少し大きな時期。
児童期に身につけさせてあげたい感覚についてお話ししたいと思います。
子どもたちが時計の勉強をし始めるのが、今は小学2年生です。
私たちが子どもの頃は1年生の学習でしたから、学習指導要領の変化と共に少しゆっくりになりました。
「時、分、秒」という感覚を身に付けていくのが2年生~3年生ですから、
その後にぜひ感覚として備わせてあげたいのが、長期的な目線です。
何か目標を立てた時、それはいつも時間との勝負になりますね。
「いつまでに」
「これだけのことが出来なくてはいけないから」
「一週間でどこまで頑張る」
「では一日でこれだけ頑張る」
この回路を教え始めてあげたいのが4年生だと思います。
大きな目標であればあるほど、時間軸も大きく持つ必要があります。
その場合カレンダーを数か月並べて、
目標達成日までにあとどれだけあるのか、
小さな目標をクリアしていくのにそれぞれ何日あるのか、
を一緒に考えてあげると、「日にち」を逆算する感覚が身に付いていきます。
経験させる最初のうちに、日めくりカレンダーを使うこともおすすめです。
日にち、時間、それぞれに流れていってしまう(減っていってしまう)
だからこそ、計画を1つ1つ実行していかなければ、
目標達成は出来ないんだ。。。という感覚が備われば、
次第に自分自身で行動を決められるようにもなっていきます。
「時間の流れ方が違う」とお感じになるのは、
大人は経験の繰り返しで、長期的な時間軸がわかっていますが、
子どもたちはまだ感覚が備わっていないため。
大人にとっては当たり前のようなことでも、
子どもは教えてあげなければわからないものです。
音楽教育における発表会やコンクールは、
時間軸を理解させ、逆算力を育てていくために、大きなお力になれることと思います。