コラム

指導者が目指すかたち

寒さも急に厳しくなってきたように感じますが、みなさまお変わりございませんか?
こんにちは。日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織でございます。


近年は、習い事も多様化し、お子さん方も小さなうちから豊かな教育を
受けることができる環境となりました。


私ども音楽教育に携わる者としましても、
「子どもたちをどのように導きたいか」は常に考えながら指導に携わらなくてはいけないと感じております。

では、幼児期、児童期の子どもたちの教育で目指すべきものは、
どこにあるのでしょうか?




どのような習い事においても、子どもたちの教育に携わっていく中で目指すべきことは、
「脳の使い方=考える導線」を身に付けさせてあげることだと感じています。


子どもたちはいつか自立していかなくてはいけない時期がやってきます。
指導者は常にそのことを見据え、手を貸さなくとも子どもたちだけで解決できるように育ててあげなくてはいけません。


テキスト等がある習い事だと、つい「何問解いた」ということや、
何冊修了したということを価値観にしてしまいがちになりますが、
いくら数をこなすことができたとしても、考え方が身に付いていなかったのでは、
子どもたちは自分の力だけで解決することはできません。


・何に注意をし、
・どのような考え方で取り組み、
・その後どのような改善をしていくのか?


その「考え方」が子どもたちのものとなるまで、
まずはインプット教育から始め、その後アウトプットしていけるまでを見守ること。


それが幼児期~児童期の教育の目指すところだと考えます。


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