コラム

自ら頑張る子に育てるには

『○○しなさい』と言わなくても、自分から目標に取り組む子に育む
子育ての一つの理想ですね。


では、自ら努力する子に育むために最も大切なことは何だとお考えですか?


それは、周りにいる大人の方の「やる気を持たせる思考の習慣」です。



人は、元来25:75の割合で、マイナス思考に傾きがちだと言われています。
赤ちゃんは、生まれた時は希望の光だけを見ています。
しかしながら、成長に伴い大人たちからマイナスの言葉を聞くことを重ねることで、
負の思考を覚えていきます。


何かに取り組む時、人間の思考は、大きく2種類に分けられると言われます。
・好きなことだけをして、欲しい結果を手に入れられない人
・小さな欲は押し殺しつつ、欲しい結果に必要なことを努力して、欲しい結果を手に入れられる人


どんなことも実現しようと思えば、必ず困難は待ち受けています。

ですから、私たち大人はその困難に立ち向かう勇気や、
何があっても自分の力を信じることが出来る自信を育ててあげることが大きな役目です。


この2つは子どもたち自身で自然と身に付くものではなく、
大人が育ててあげることでしか育ちません。


どんな時も、子どもたちを見守り、尊重し、任せていってあげることで、
次第に子どもたちは、自らの力で困難に負けない強さを身に付けていきます。


では、具体的にはどうしたら良いのでしょうか?
一つルールをお決めになると良いと思います。

マイナスな言葉は使わないこと。。。です。

『○○すると〇〇になっちゃうよ』
『それじゃダメじゃない』
という言葉を使うのではなく、
『○○出来ると素敵だね』
『○○はカッコいいね』

と憧れの気持ちを持たせてあげること。
それが未来に対する明るいイメージを持たせることにも繋がります。


ご本人の意欲に勝るものはこの世にはありません。
自ら努力出来る子に育めるかどうかは、大人の関わり方で決まります。
これからの明るい社会を担う子どもたちを、希望いっぱいに育ててあげたいですね。

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