コラム
3歳までに非認知能力を高めましょう
残暑厳しい夏ですが、みなさまお変わりございませんか?
こんにちは、日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織でございます。
非認知能力という言葉はご存知ですか?
認知能力とは一般的に知能検査で測定できる能力のことを指し、
非認知能力とは、主に意欲や自己肯定感、目標に向かってやり抜く力、
忍耐力、自立や自制心、協調性、社会性、論理的な思考力など、
まとめてしまうと「心」の中にあるものを表します。
近年、世界の研究者の方々の中で言われているのが、
認知能力となる文字やことば等の勉強をする幼児期前の3歳までに、
非認知能力を高く育ててあげることで、認知能力も高くなるということです。
認知能力(IQ)の対義語が非認知能力(HQ)となりますが、
この2つが密接した関係であることはおもしろいですね。
長年、賢い子に育てるためには、認知能力を伸ばすことが大切であると言われてきましたが、
幼児期に読み書きや数の勉強を始めた子と、小学校からスタートした子で、
中学校の学力を比べると差がない、つまり早めに学ぶ早期教育をしたとしても、
それだけではいつの間にか追いつかれるとわかってきました。
年齢に合わせた認知能力を育ててあげることはもちろん大切ですが、
それよりも前に非認知能力を育ててあげることで、
意欲的に取り組むこと、根気強くやり抜くことができることこそ、
認知能力の高さにもつながるという訳です。
この非認知能力のベースは3歳頃までに作られ、幼い時に身に付けるほどに、
自己肯定感も高く育ち、良い影響が大人になるまで長く続くと言われています。
では、非認知能力は具体的にどのように育ててあげたらいいでしょうか?
どんな時も「見守り」の姿勢を大切になさってください。
たとえば、お子さんが好奇心旺盛に遊び始めたら、
基本的にはお子さんのやりたいように任せて見守ってあげてください。
一緒に遊んであげるではなく、一人で任せてげることで、
好奇心や探求心が育っていきます。
もしイタズラを始めたら、頭ごなしに取り上げてしまうのではなく、
上手に行動を正してあげましょう。
そうして、見守りの姿勢を持ち続けることで、
お子さんは「自分はいつも見守られてる」という安心感の中、
自分をのびのびと発揮することができるように育っていきます。
かけがえのない心の財産。
大切に大切に育ててあげたいですね。
こんにちは、日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織でございます。
非認知能力という言葉はご存知ですか?
認知能力とは一般的に知能検査で測定できる能力のことを指し、
非認知能力とは、主に意欲や自己肯定感、目標に向かってやり抜く力、
忍耐力、自立や自制心、協調性、社会性、論理的な思考力など、
まとめてしまうと「心」の中にあるものを表します。
近年、世界の研究者の方々の中で言われているのが、
認知能力となる文字やことば等の勉強をする幼児期前の3歳までに、
非認知能力を高く育ててあげることで、認知能力も高くなるということです。
認知能力(IQ)の対義語が非認知能力(HQ)となりますが、
この2つが密接した関係であることはおもしろいですね。
長年、賢い子に育てるためには、認知能力を伸ばすことが大切であると言われてきましたが、
幼児期に読み書きや数の勉強を始めた子と、小学校からスタートした子で、
中学校の学力を比べると差がない、つまり早めに学ぶ早期教育をしたとしても、
それだけではいつの間にか追いつかれるとわかってきました。
年齢に合わせた認知能力を育ててあげることはもちろん大切ですが、
それよりも前に非認知能力を育ててあげることで、
意欲的に取り組むこと、根気強くやり抜くことができることこそ、
認知能力の高さにもつながるという訳です。
この非認知能力のベースは3歳頃までに作られ、幼い時に身に付けるほどに、
自己肯定感も高く育ち、良い影響が大人になるまで長く続くと言われています。
では、非認知能力は具体的にどのように育ててあげたらいいでしょうか?
どんな時も「見守り」の姿勢を大切になさってください。
たとえば、お子さんが好奇心旺盛に遊び始めたら、
基本的にはお子さんのやりたいように任せて見守ってあげてください。
一緒に遊んであげるではなく、一人で任せてげることで、
好奇心や探求心が育っていきます。
もしイタズラを始めたら、頭ごなしに取り上げてしまうのではなく、
上手に行動を正してあげましょう。
そうして、見守りの姿勢を持ち続けることで、
お子さんは「自分はいつも見守られてる」という安心感の中、
自分をのびのびと発揮することができるように育っていきます。
かけがえのない心の財産。
大切に大切に育ててあげたいですね。