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国語力を高くしよう

楽器上達のために大切なことの一つに、「話のポイントを理解できる」ということがあります。


先生方がレッスン内でお話しなさることには、
① 大切なこと
② なぜ大切かの説明
との両方があります。



覚えてもらおう!と思えば、重要なワードだけでなく、話に肉付けをすることで、
子どもたちの脳裏に焼き付けようと思えばこそ、必然的に言葉としての数は増えていきます。




その時に子どもたちの頭の中で、ポイントをまとめていく力があるかどうかで、
「その場だけできる」ことか、「一生涯忘れないこと」かの差が生まれています。






では、国語力を高くうるための取り組みとして、どんなことがあげられるでしょうか?



「話をポイントを聞く」ための取り組みとしては、幼児期から読み聞かせをたくさんしてあげることが挙げられます。



話のポイントを聞くために必要なことは、まず話を聞く時の体制作り(集中力の育成)です。
ですから、少しずつ長い時間でも聞くことが出来る環境づくりをしていくことが重要です。




小学生高学年くらいの時期からは、新聞社から発行されているこども新聞等をうまく利用することも良いと感じます。



たくさんある活字の中から、「要点」をまとめることが出来る能力は、
話を聞く時の習慣にも影響を与えるようになり、牽いては楽器の上達にもとても顕著に関わってきます。
そして、楽器の上達だけでなく、国語力が高いことは、何事にも関わってきます。




現代社会は、どんどん新たな略語が生み出され、短い言葉で話すようになっているそうですから、
長い言葉を日常的に聞くことを、ご家庭でも意識的になさることも大切だと感じます。






国語力を高くすることのもう一点に、建設的に物事を考えられることが挙げられます。



そのトレーニングとして、毎日日記を書くことをおすすめいたします。
日記をつけようと思うと、細かなことにも目を向けるようになります。



そして読み返させることで、自分の力の把握にも繋がり、
次第に文章力も高くなり、建設的に伝えることも出来るようになってきます。



ローマは一日にして成らず。。。



と申しますが、話のポイントを聞くことも、建設的に伝えることが出来るようになることも、
日々の積み重ねが何より大切です。



日常的な習慣として、ぜひ取り入れられてみてください。





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