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男の子と女の子の心理
生まれながらにして持った性質がずいぶん異なります。
ですので、その性質を理解した上で接することは、舞台の上で力を発揮させてあげるためには、
とても重要なポイントとなります。
小さなうちは特に、「女の子はお利口で手がかからない。男の子はふざけてばかりで困る」とお感じになる方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、女の子は小さなうちから他人を気にしながらの行動が多いものです。
大好きなお母さま方の真似がしたいところから始まり、大好きな人に褒めて欲しくて、
大人が望んだ行動をするのが女の子です。
それに対し男の子は、いい意味でも悪い意味でもあらゆる意味で、他を気にしません。
少しくらい叱られたとしても、Going my wayを貫きます。
「もう!」と叱られたとしても、自分を見ていて欲しいので、わざと叱られる行動をとるのが男の子です。
音楽のお稽古をしておりますと、女の子は決められたことは実によく練習してきてくれます。
きちんと言われたことを守り、きちんと約束したことをその通りにこなしてきてくれます。
同じ年齢くらいの男の子たちは?というと、他人のことは気にしませんので、
ペースは女の子たちよりも少しゆっくりかもしれません。
しかしながら、舞台に強いのはどちらだと思われますか?
もうお気づきかと思いますが、他人を気にせず、自分が注目されることに喜びを感じる男の子は、
たくさんのお客様の前でも、女の子に比べて、緊張は少なくすみ、いつも出来ていることはそのままに発揮できるケースが多いです。
対していつも他人を気にしている行動の女の子は、たくさんのお客様の目が気になってしまい、
極端に緊張してしまう。。。という姿を多く見かけます。
いつも真面目にきちんと練習しているからこその緊張を少なくすまさせてあげるためには、
女の子はとにかく自信を育ててあげることです。
決してマイナスなイメージを持たせず、日頃の演奏に自信を持たせてあげることで、
本番でも伸び伸びと力を発揮できることに繋がります。
本番までは、皆さん本当に努力を重ね、その日のために頑張られていらっしゃることと思います。
その時に力を発揮させてあげるのは、大人の接し方次第です。
特に極度に緊張なさるお子さんには、前もって「緊張することは良いこと」と、緊張に対してマイナスイメージを持たせず、緊張してとしても大丈夫なんだ!と思わせてあげることが良い方法だと感じます。
カテゴリ:
(一般社団法人日本こども音楽教育協会) 2017年1月16日 23:06
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