月別 アーカイブ
- 2024年11月 (1)
- 2024年10月 (1)
- 2024年9月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (1)
- 2024年4月 (1)
- 2024年3月 (1)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (1)
- 2023年7月 (1)
- 2023年5月 (1)
- 2023年4月 (1)
- 2023年2月 (1)
- 2022年12月 (1)
- 2022年11月 (1)
- 2022年10月 (1)
- 2022年9月 (1)
- 2022年8月 (1)
- 2022年7月 (1)
- 2022年4月 (1)
- 2022年3月 (1)
- 2022年2月 (1)
- 2022年1月 (1)
- 2021年11月 (1)
- 2021年10月 (1)
- 2021年9月 (1)
- 2021年8月 (1)
- 2021年6月 (1)
- 2021年5月 (2)
- 2021年1月 (1)
- 2020年12月 (1)
- 2020年11月 (1)
- 2020年9月 (1)
- 2020年8月 (2)
- 2020年7月 (2)
- 2020年2月 (3)
- 2020年1月 (4)
- 2019年12月 (3)
- 2019年11月 (4)
- 2019年10月 (4)
- 2019年9月 (5)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (4)
- 2019年6月 (4)
- 2019年5月 (4)
- 2019年4月 (4)
- 2019年3月 (3)
- 2019年2月 (3)
- 2019年1月 (4)
- 2018年12月 (4)
- 2018年11月 (5)
- 2018年10月 (4)
- 2018年9月 (4)
- 2018年8月 (4)
- 2018年7月 (4)
- 2018年6月 (4)
- 2018年5月 (4)
- 2018年4月 (4)
- 2018年3月 (5)
- 2018年2月 (4)
- 2018年1月 (4)
- 2017年12月 (3)
- 2017年11月 (3)
- 2017年10月 (4)
- 2017年9月 (4)
- 2017年8月 (4)
- 2017年7月 (4)
- 2017年6月 (5)
- 2017年5月 (4)
- 2017年4月 (4)
- 2017年3月 (5)
- 2017年2月 (4)
- 2017年1月 (9)
- 2016年12月 (9)
- 2016年11月 (16)
- 2016年10月 (20)
- 2016年9月 (16)
- 2016年8月 (7)
- 2016年7月 (4)
最近のエントリー
HOME > コラム > エッセイ(音楽) > 音色優位に導くために
コラム
< 粒立ち優位に必要なこと | 一覧へ戻る | 伝わる話し方 >
音色優位に導くために
どれもが感覚を磨いてあげたいものです。
コンクール等で成果を出させてあげるためには、最終的に一曲の中でどれだけの響きを作り出し、
どれだけ多彩な音を作り出せるかが、鍵を握っています。
うたごころ優位のお子さんは、自分の弾きたいテンポで弾くことが優先で、
自分がどのような音を出しているかを聴いていない傾向にありますが、
反対に音色優位のお子さんは、自分の思う音色が出せていないうちは、テンポを上げられない傾向にあります。
どちらも対照的なところにあり、音色優位のお子さんは自分の出す音が空間に広がり、
消えていく瞬間までを聴いているため、流れの中で曲を保つことは後手に回ります。
音色優位のお子さんの指導をする中では、
「うたうこと」を意識させること、そして楽曲以外のいつもの練習曲のところでは、
少しテンポの速いものを常に練習しておかれることをお勧めします。
小さな学年のうちはスケール、学年が上がってきた時にはアルペジオ等、
音色がキレイに保てるものの中で、速さに気持ちも脳の回転速度も追いつく練習をしていらっしゃると、
身体的な等速感が身に付き、その中で音楽を形成していく価値観も意識が出来ます。
音楽は空間芸術ですので、持ち合わせたい感覚としては、
音の広がりを聴き、減衰していくところを聴けるようにしていくことが最も大切な感覚です。
うたごころ優位のお子さんには、自分の音を聴くこと、
粒立ち優位のお子さんには、音が出る瞬間のスピードだけでなく、広がり減衰するところを聴かせること、
そして音色優位のお子さんには、等速感、またうたごころも忘れない中で演奏させることを
意識しながらお稽古なさると、バランスよく感覚を身に付けさせてあげることが出来ます。
お子さんにとっては、ご自分の優位性を理解し、欠点をカバーする対処策を考えることは難しいことかもしれません。
ご指導の先生方におかれましても、先生方の得意とされる感覚と、
生徒さん方の得意とされる感覚が違うことで、「なぜ?」と思われることも多いのではないでしょうか?
まとめました優位性を踏まえますと、生徒さんたちの演奏パターンもいずれかにあてはめることが出来ます。
そのご理解の下、指導法を考えられるとバランスよく感覚を身に付けさせてあげることが可能となりますので、
一度生徒さんたちの優位性を分析なさっててみてください。
カテゴリ:
(一般社団法人日本こども音楽教育協会) 2016年12月 8日 06:31
< 粒立ち優位に必要なこと | 一覧へ戻る | 伝わる話し方 >
同じカテゴリの記事
基礎力を大切に育てましょう
木々の色づきが美しい季節となりました。 こんにちは。日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織でございます。 気が付けば師走。 寒さも厳しくなってきましたから、みなさまどうぞお身体ご自愛ください。 子…
(一般社団法人日本こども音楽教育協会) 2019年12月 2日 05:45
ソルフェージュってなぁに?④新曲視唱&リズムトレ…
少し前までは就寝時もエアコンをつけていたのが、いつの間にかすっかり涼しくなりましたね。 こんにちは。日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織です。 9月はシリーズで「ソルフェージュって何?」をお伝え…
(一般社団法人日本こども音楽教育協会) 2019年9月30日 06:27
ソルフェージュってなぁに?③楽典
虫の音が秋の訪れを感じさせてくれる季節となりました。 こんにちは。日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織です。 今月シリーズでお話ししています「ソルフェージュ」。 3回目の今回は、楽典についてご説…
(一般社団法人日本こども音楽教育協会) 2019年9月25日 08:03
ソルフェージュってなぁに?②聴音
台風15号による被害で、千葉県の停電は一週間にも及び激甚災害に指定されたとのこと。 まだまだお昼間は暑さが厳しい時間帯もありますから、 一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。 先週よりソルフェージ…
(一般社団法人日本こども音楽教育協会) 2019年9月17日 06:32
ソルフェージュってなあに?①
秋の訪れが待ち遠しい季節となりましたが、いかがお過ごしですか? こんにちは。日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織でございます。 子どもたちの自立を考える上で大切なソルフェージュ教育。 本日からの…
(一般社団法人日本こども音楽教育協会) 2019年9月11日 07:57