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音楽の習い始めで大切なこと

爽やかな季節になりましたね。
こんにちは、日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織です。


新型コロナウィルスの第3波が落ち着いたのも束の間、第4波がおとずれていると言われていますが、
ウィルスの実態がまだわからなかった昨春と比べると、緊急事態宣言下でも人の動きは一定数あるそうですね。


先日はテレビで還暦を迎えられた女性が、自粛の間にファンになった演奏系Youtuberの方のストリートパフォーマンスに
足を運んでサインをもらう!というお話をなさっていたことに、音楽が持つ力を感じました。




この春からピアノを始めた!という方も多いことと思いますが、
特に小さな子の場合は、お子さん本人が習いたくて始めたというよりも親御様のお気持ちで始めた方も多いと存じます。


その場合、習い始めの今の時期に大切なことは何でしょうか?


それは「練習の習慣化」です。

楽器のお稽古は、必ず練習が必要な習い事です。
レッスンでは次の一週間で何をポイントとして練習したらよいかをお伝えしています。


小さなうちは、10分程度の短い時間で構いません。
大切なことは習慣化すること=リズムづくりです。


リズム作りは保護者のみなさまにお願いしたい部分です。
大人が知恵を貸してあげなくては、お子さんが自ら練習するということはありません。


できれば毎日練習なさること。
なるべく毎日同じ時間に練習をしましょう。
幼稚園の支度ができてバスを待つ間の時間、幼稚園から帰ったらすぐ、おやつを食べたらすぐ、
お夕食を食べたらすぐ、お風呂に入った後で等、習慣にすることで、
幼稚園の間にうまくリズム作りができると、小学生低学年くらいになると、
お声を掛けていただかなくても、自分から楽器の練習を始めるようになります。


ピアノを小学生のうちにお辞めになる方の多くの理由は「練習」についてです。
この時期に練習のリズムが出来ていると、練習しなくて困る。。。ということは起こりません。


音楽はお子さんの心を開放し、力を与えてくれる存在になる可能性を持っています。
ぜひこの時期を大切に過ごされてくださいね。

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