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好奇心・探求心を育む

新緑の清々しさを感じる季節となりましたね。
こんにちは。日本こども音楽教育協会 代表理事の滝澤香織です。


唐突な質問ですが、皆さまが子どもたちの教育において大切だとお感じになることは
どんなことでしょうか?


私たちが子どもの頃からでは考えもつかなかった、漫画の世界の中でのことだったことが、
実際にこの世に生み出され、世の中はとても便利になりました。


電話は一家に一台ではなく、一人一台の時代になり、
外でもテレビを観ることができる。。。思い立った時にすぐ行動に移すことが出来る環境となりました。


ですが、そういう時代だからこそ、物にあふれ、環境にも恵まれて、選択肢が増えた分だけ、
自分で何をしたいのか、考えがまとまらない状況の子を見受ける機会が増えたようにも感じます。


子どもたちの教育の中で大切にするべきこと。
それは好奇心を育み、探求心を育ててあげることだと思います。





好奇心があるお子さんは、自ら学びます。
そして探求心のあるお子さんは、自ら考えます。


情報にあふれた社会になったからこそ、他の価値観にも支配されがち。
自分で判断し、行動を決められる力は、
お子さん方にとって、とても大きな意味を持ちます。


どんな道も簡単には進むことはできません。
だからこそ、失敗を恐れる気持ちよりも、何物も恐れない
強い好奇心と探求心が必要なのです。


楽器の練習においても同じですね。
毎日の練習は、疲れていたり、忙しかったりすると、大変に感じる日もあるかもしれません。


ですが、好奇心いっぱいのお子さんは、上記のようなことは起こりません。


私は、上達のためには、「他人なら頑張れないようなことを頑張れるか、あきらめてしまうか」と
子どもたちに話しています。


好奇心いっぱいだからこそ、困難も困難には感じませんし、
何よりも自分自身が楽しくて仕方ない!という気持ちばかりです。


好きこそものの上手なれ。。。と言いますが、その通り音楽は一筋縄でいかないことばかり。
でも知的好奇心にあふれていれば、その時間は楽しい時間となります。


「好き」という気持ちでいっぱいにしてあげるためには、
お子さんの努力を褒め、尊重し、一緒に寄り添ってあげること。


好奇心と探求心にあふれた子どもたちを育てていきたいですね。




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