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自発学習を導くために必要なこと
何かに取り組む時、成果を出していく子と、なかなか成果が出てこない子の違いは、
そこに自分の意志があるのか、言われたからしていることなのかですね。
まず、何かに取り組む時には、3つの段階があります。
1. 自分の意志で目標に向かって、自ら練習や勉強に取り組む子
2. 声を掛けられたら練習や勉強に取り組む子
3. 言われてもやらない子
この中で、1番と2番でも、成果は大きく変わってきてしまいます。
では、どのようにしたら自らの意志で取り組む子にしていけるでしょうか?
それには、必ず2つのことが必要です。
1つ目が、知的好奇心を育ててあげること。
現代は私たちが子どもの頃よりも誘惑の多い世界になりました。
テレビの普及、テレビゲームの普及に加え、インターネットまでが普及し、
一人でも出来る誘惑の多い遊びが増えた中で、
勉強すること、楽器の練習をすることが魅力的に感じるようにすることは、
大人の腕の見せ所だと思います。
私は、高校までは進学校におりましたが、そこにいる友人の多くは、
勉強することが嫌には感じてないように見えましたし、私自身も嫌いではありませんでした。
特に社会は大好きで、音楽の道に進まなかったら考古学者になっていたことと思います。
私の父は、幼稚園児の私に毎晩寝る時電気を消すと、
「じゃあ、関東地方の県名はわかるかな?」
またある日は、「東北地方の県名は?」と問題を出してくれました。
幼稚園児の頃でしたから、テレビの天気予報に出てくる「県名」にとても興味を持ちました。
日本全国の地方ごとの県名が言えるようになると、そこからは県庁所在地名、
それが全部できるようになると、次は「ヨーロッパにある国は?アフリカにある国は?」と
世界へ広がっていきました。
また同時に毎年夏休みには、家族で車を使った旅行に中学生卒業まで毎年出掛けていました。
日本全国のいろいろな土地名を見ることが出来、私の興味はどんどん膨らみました。
小学生の頃から今も変わらぬ趣味が世界の地図帳を眺めることですが、
そうして自然と好奇心を育ててくれたことに、今はとても感謝しています。
そして、誘惑の多い現代社会の中で、自分の遊びたい気持ちを自制して取り組むための
大きな原動力が自尊心を育ててあげることだと感じます。
もちろん誰しもが勉強や練習に疲れて息抜きしたい時もありますね。
リフレッシュは集中力を保つためにも大切なこと。
ですが、その息抜きが長くなってしまって、本末転倒になっている様子はよく伺います。
そのような時、私は子どもたちに
「もし遊びたくなったら、遊んでいいかどうかは、最悪の状況になった時後悔しないかどうかで考えよう」と話します。
自尊心が高い子にとって、もし夢や目標が叶わなかった時、
「あの時遊ばなければよかったな」と思うことほど怖いことはありません。
もう出てしまった結果は決して変えられないことで、
同時に自分のおかれる状況も望んでいたものではなくなってしまうからです。
保護者の皆様にとっても「○○しなさい」と声を掛け続けることはお辛いこととお察しします。
自らの意志で取り組める力を育てられるかどうかは、大人の腕の見せ所です。
もしお子さんの現状に悩まれたときは、お子さんとの距離の取り方を一度見直されてみてください。
そこに自分の意志があるのか、言われたからしていることなのかですね。
まず、何かに取り組む時には、3つの段階があります。
1. 自分の意志で目標に向かって、自ら練習や勉強に取り組む子
2. 声を掛けられたら練習や勉強に取り組む子
3. 言われてもやらない子
この中で、1番と2番でも、成果は大きく変わってきてしまいます。
では、どのようにしたら自らの意志で取り組む子にしていけるでしょうか?
それには、必ず2つのことが必要です。
1つ目が、知的好奇心を育ててあげること。
現代は私たちが子どもの頃よりも誘惑の多い世界になりました。
テレビの普及、テレビゲームの普及に加え、インターネットまでが普及し、
一人でも出来る誘惑の多い遊びが増えた中で、
勉強すること、楽器の練習をすることが魅力的に感じるようにすることは、
大人の腕の見せ所だと思います。
私は、高校までは進学校におりましたが、そこにいる友人の多くは、
勉強することが嫌には感じてないように見えましたし、私自身も嫌いではありませんでした。
特に社会は大好きで、音楽の道に進まなかったら考古学者になっていたことと思います。
私の父は、幼稚園児の私に毎晩寝る時電気を消すと、
「じゃあ、関東地方の県名はわかるかな?」
またある日は、「東北地方の県名は?」と問題を出してくれました。
幼稚園児の頃でしたから、テレビの天気予報に出てくる「県名」にとても興味を持ちました。
日本全国の地方ごとの県名が言えるようになると、そこからは県庁所在地名、
それが全部できるようになると、次は「ヨーロッパにある国は?アフリカにある国は?」と
世界へ広がっていきました。
また同時に毎年夏休みには、家族で車を使った旅行に中学生卒業まで毎年出掛けていました。
日本全国のいろいろな土地名を見ることが出来、私の興味はどんどん膨らみました。
小学生の頃から今も変わらぬ趣味が世界の地図帳を眺めることですが、
そうして自然と好奇心を育ててくれたことに、今はとても感謝しています。
そして、誘惑の多い現代社会の中で、自分の遊びたい気持ちを自制して取り組むための
大きな原動力が自尊心を育ててあげることだと感じます。
もちろん誰しもが勉強や練習に疲れて息抜きしたい時もありますね。
リフレッシュは集中力を保つためにも大切なこと。
ですが、その息抜きが長くなってしまって、本末転倒になっている様子はよく伺います。
そのような時、私は子どもたちに
「もし遊びたくなったら、遊んでいいかどうかは、最悪の状況になった時後悔しないかどうかで考えよう」と話します。
自尊心が高い子にとって、もし夢や目標が叶わなかった時、
「あの時遊ばなければよかったな」と思うことほど怖いことはありません。
もう出てしまった結果は決して変えられないことで、
同時に自分のおかれる状況も望んでいたものではなくなってしまうからです。
保護者の皆様にとっても「○○しなさい」と声を掛け続けることはお辛いこととお察しします。
自らの意志で取り組める力を育てられるかどうかは、大人の腕の見せ所です。
もしお子さんの現状に悩まれたときは、お子さんとの距離の取り方を一度見直されてみてください。
(一般社団法人日本こども音楽教育協会) 2017年9月28日 10:14